2020/11/16 14:13

宮崎県延岡市にある「NPO法人SUNクラブひまわり」では、毎年アートカレンダーを作成しています。

カレンダーの販売を担当するのは、そこに通う子どもたちの保護者会「スマイル」です。

子ども達と一緒にカレンダーを制作してくれたのは「オノコボデザイン」
県内外の広告、webやCM等の映像制作、企業・行政の仕事から地元商店のブランディングまで、広く手がけるデザイン事務所です。
代表の小野信介さんは、木の看板は自らやすりをかけたり、山里をテーマにした季刊誌を編集したり、自然に密着したシンプルスローなデザインが特に魅力のアートディレクターです。

過去の作品も、子どもたちが作る空気をピタリと止めてカレンダーにしたような仕上がりです。


2018年制作のカレンダー


2019年制作のカレンダー

こちらは「放課後デイサービス事業所 ひまわり・なかま」のみんなが描いた「書アート」。

さて、2020年はどのようなアートカレンダーになるのでしょうか?
いくつかの案の中、決まったテーマは

「そだつアート」

まっしろなキャンパスがどんどん色づいていくイメージが、子どもたちの成長と重なります。
作る過程を含めてのアートとして、年間を通して「全体の流れを感じる作品」を目指します。

破れたりする事も想定して3枚のキャンパスを用意しました。
完成してから1つを選びカレンダーにします。
3枚にした結果、まったく違う雰囲気の作品が出来上がりましたので、
その成長の過程をみくらべてみて頂きたいです。

私は子どもの保護者ですが、オノコボデザインのスタッフとしても制作にかかわる事ができました。

そんなワケで、あらゆる角度から「そだつアート」の育っていく過程をレポートします。


あふれるパワーと子ども達のドタバタ、先生のがんばり、のびやかなアートの面白さをお伝え出来たらと思います。


園の関係者様、保護者の皆様はもちろん、

沢山の方に新たな試みである「カレンダープロジェクト」を知ってもらえたら嬉しいです!


スマイル(H)


1月 「まっしろ」

2月 「にじみ絵」

3月 「スタンプ」

4月 「コロコロアート」